注文住宅を建てるなら木造と鉄骨造どちらがおすすめ?

公開日:2023/07/15  最終更新日:2023/05/29


注文住宅を新築するにあたって、木造住宅と鉄骨住宅のどちらにしようかと悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。木造と鉄骨それぞれの特徴を知っておくと、自分にピッタリで理想的な住宅はどちらなのか見えてくるでしょう。今回は、それぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。沖縄で注文住宅をお考えの方は、参考にしてください。

木造の注文住宅を建てるメリット・デメリット

木造住宅は、昔から日本で定着している住宅です。家の柱や天井など家を支える部分は木造でできており、吸水性・吸湿性に優れています。四季がはっきりしている日本の風土になじむ住宅と言えるでしょう。

メリット

木造住宅のメリットは、主に3つです。まず1つ目は、鉄骨住宅よりも、コストが抑えられる点です。なぜなら、木造住宅は鉄骨住宅よりも材料費が安いからです。そのほかにも防錆や防火などの下処理や運搬にかかる手間が少なくて済むので、人件費や運搬費がコストダウンできます。

また、断熱性と調湿性が高いのも、メリットの1つです。木造住宅は、熱を伝えにくく湿気を吸収するという働きがあります。外の気候の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かく、1年を通じて快適に過ごせます。寒暖の差が激しい日本の風土にピッタリな住宅と言えるでしょう。

また、木造住宅はデザインや間取りが自由に決められるのもメリットのひとつです。ライフステージの変化合わせて間取りの変更もしやすく、将来的にリフォームを考えている方におすすめです。

デメリット

木造住宅にはメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。デメリットとしては、柱や壁が多く必要なこと、職人や施工会社によって品質にばらつきがあることなどが挙げられます。

また、木造住宅の天敵である、シロアリ対策も必須です。木造住宅は法律で定められた耐震性を担保するため、柱や壁を多くする必要があるのですが、それをデメリットに感じる人はいるでしょう。鉄骨に比べ設計の自由度が高い木造住宅ですが、吹き抜けや広いリビングがある間取りには向いていません。また木造住宅は、材料を現地に運び込み、その場で職人が施工にあたります。

木材は事前由来の材料ですので、品質にもばらつきがあります。施工する職人の技量や、木材を加工する施工会社の品質管理によって家の品質が左右されるという側面があります。そして、シロアリを放置すると、木材が食べられ住宅の安全が損なわれます。そこで定期的に床下を点検したり、防虫対策を徹底的に行ったりする必要があるのです。

鉄骨造の注文住宅を建てるメリット・デメリット

鉄骨造住宅とは、その名のとおり鉄骨でできた住宅です。重量鉄骨と軽量鉄骨の2種類があり、住宅の建築に用いられているのは軽量鉄骨です。

メリット

鉄骨造にもメリットがあります。鉄骨造は、開放的な広々とした空間が作れるというメリットがあります。木造住宅のように柱や壁を多く設ける必要がないので、広々とした空間をつくるのに向いています。吹き抜けやワンフロアの広いリビング、壁一面に大きな窓を設置するなど、開放的な設計が実現可能です。

また耐震性にも優れています。鉄骨造住宅は、地震が起きると鉄がしなってエネルギーを吸収する仕組みになっているので、木造住宅と比べて耐震性にすぐれています。また、木造住宅は材質によって強度が大きく変化しますが、鉄骨造住宅は安定した耐震性を維持できるのも大きなメリットです。

鉄骨造住宅の場合、ロットや工場によって品質にばらつきが出る心配がありません。また、ある程度加工された部品を現場で組み立てるので、施工に携わる職人の腕によって出来上がりが左右されることもありません。

デメリット

鉄骨造住宅のデメリットとして、コストがかかることや、断熱性が低いことなどが挙げられます。素材の加工を工場でおこなっている鉄骨造住宅は、そのぶん建築コストがかかります。また、重量があるので、場合によっては地盤改良が必要になり、追加費用が発生する可能性があります。鉄は熱を伝えやすい素材です。そのため、外気温の影響を受けやすく、何の対策もしていないと夏は暑く、冬は寒い家になってしまいます。

急激な温度の変化で結露が発生すると、鉄が錆びる原因にもなります。断熱性の強化や防湿対策などが必要です。鉄骨造は耐熱性が低いと説明しましたが、耐火性も低いです。一般的な鉄骨造住宅に採用されている軽量鉄骨は、火に弱いという性質を持っています。火事になると耐久性がないため、木造住宅よりも早く倒壊してしまう危険性があります。飛年経路の確保や耐火被覆材による処理など対策が必要です。

結局、木造と鉄骨造どちらがおすすめ?

木造住宅にも鉄骨造住宅にも、それぞれメリットがあればデメリットもあります。予算を抑えたい方は、建築コストが抑えられる木造住宅の方をおすすめします。予算に余裕があり、開放的なリビングや吹き抜けなどのデザインにこだわりたい方は、鉄骨造住宅をおすすめします。

まとめ

以上、木造住宅と鉄骨造住宅の特徴について紹介してきました。一生のうちでもっとも大きな買い物になる注文住宅の購入。結局のところどちらがいいのだろうと悩む方も多いでしょう。今回ご紹介したメリットとデメリットをよく比較し、コスト面なども考慮に入れつつ、理想的な住まいを手に入れてください。どうしてもどちらがいいか決められない時は、直接ハウスメーカーに出向いて相談してみるのも1つの方法です。

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